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田中 茂; 秋場 真人; 堀池 寛; 松岡 守; 小原 祥裕; 奥村 義和
Review of Scientific Instruments, 57(2), p.145 - 150, 1986/00
被引用回数:17 パーセンタイル:85.3(Instruments & Instrumentation)多極磁場型イオン源諸性能に与える軸方向外部磁場及びフィラメント電流が発生する磁場の影響を、高プロトンイオン源を用いて実験的に調べた。その結果、両磁場ともアーク放電特性、アーク効率、プラズマの一様性に重要な影響を与えることが明らかとなった。探針測定により、これら磁場を原因とするアーク効率の変化は、引出し電極面でのイオン飽和電流密度分布の変化と密接に関係していることが示された。この密度分布の変化は、フィラメントから放出される一次電子の軌道に与える磁場の効果で説明できる。実験結果より、イオン源内に残留する外部磁場の許容値は、5G以下であることがわかった。
田中 茂
JAERI-M 83-131, 79 Pages, 1983/08
NBI装置用イオン源陰極として従来用いられてきた直熱型フィラメントは寿命の点で問題があり、これに代わる陰極として含浸タングステンを電子放出材とする傍熱型ホローカソードを提案し、開発を行なった。まず小型のホローカソードを試作し、単体での放電とデュオピガトロン型イオン源に装着した場合の諸特性について測定を行なった。その結果、放電維持に必要なガス流量が従来の陰極の場合と比べてより大きくなることが問題点として明らかになった。これを解決するために、多極磁場型イオン源を用いてガス流量低減実験を行なった。放電維持に必要な最小ガス流量は、オリフィス径の増加とともに低減できる傾向があること、またボタンあるいは外部磁場によっても低減できることがわかった。次いで外部磁場の効果を詳細に検討し、放電の安定化に有効な最適な磁場配位を見出した。最後に強力に水冷された小型イオン源にホローカソードを付け、10秒間のビームを引出した。
田中 茂; 秋場 真人; 堀池 寛; 奥村 義和; 小原 祥裕
Review of Scientific Instruments, 54(9), p.1104 - 1112, 1983/00
被引用回数:14 パーセンタイル:81.87(Instruments & Instrumentation)ホローカソード付イオン源の性能に与える磁場の効果について実験的に調べた。磁場の強度と分布を少しずつ変化させて、各段階毎のイオン源諸量を記録した。ホローカソードの軸に沿っての磁場分布とガス圧分布を検討した結果、次のことがわかった。即ち、イオン源の主プラズマ領域からホローカソードのオリフィス部にあるシースに向かって、イオンが逆流してくることが、安定なシースの生成に必要不可欠であり、このことは安定なイオン源の動作につながる。シースに向かって流れ込んでくるイオンの量は磁場強度と分布を変えることで制御できる。ホローカソード付の小型短型多極ラインカスプ磁場イオン源からビームを引き出し、磁場のアーク効率と動作ガス圧に与える影響について調べた。更に、同一イオン源から、50keV,3A,10secの水素イオンビームを繰返し引出した。
海老沼 幸夫; 高橋 智子
情報管理, 24(2), p.139 - 149, 1981/00
フリータームとディスクリプタが1対1に対応する検索語があるテーマ(1)、かなり包括的な概念を含む検索語を有するテーマ(2)、フリータームでは適切な術語があるがディスクリプタがないテーマ(3)を選びテストした。(1),(2)の場合にはディスクリプタ方式、キーワード方式(ディスクリプタ+フリーターム)いづれも検索効率は同じ程度であり、検索語の選択も容易であった。サーチャーは検索テーマを考慮していづれを選択してもよい。フリーターム方式は厄介であり不要である。(3)の場合はディスクリプタ方式は、再現率は確保できるが適合率が低くなる。キーワード方式は検索式の作成が容易で、検索効率もよい。ディスクリプタ方式とキーワード方式を併用するシステムが望ましいとの結論を得た。
池沢 芳夫; 岡本 利夫; 矢部 明
Proc.of 5th Int.Radiation Protection Association Congress, p.217 - 220, 1980/00
原研の種々の原子力施設において、放射性空気汚染に起因する内部被曝線量を評価し、その防止対策を立てることは極めて重要なことである。原研におけるホットセル,グローブボックス,Moを取扱うセル等の空気汚染モニタリングの経験から得られた結果を報告する。その結果の主なものは、(1)照射燃料切断時におけるSb,Cs,Ceの飛散率,(2)セル内の除染作業時に発生する放射性粒子の粒度分布,(3)床面に沈着したプルトニウムの再飛散係数,(4)試作したチャコールフィルタペーパーの有機ヨウ素に対する捕集効率,である。
大畑 勉; 松井 浩; 成冨 満夫; 吉田 芳和
JAERI-M 8158, 10 Pages, 1979/03
ALAPの数量化に伴い、環境中の低濃度ヨウ素のモニタリング法を確立する必要がある。低濃度ヨウ素のモニタリング法を確立する一環として、今回、環境中の安定ヨウ素濃度領域のヨウ化メチルを用いて、TEDA添着活性炭の捕集効率を調べた。試験は、ジメチル硫酸を用いてCHIを発生し、発生されたヨウ素を、5%TEDAを添着した活性炭を20cm/secの流速で10~60min間捕集することによって行った。その結果、粒度の異なる3種類の添着活性炭(厚さ1cm)のCHIに対する効率は、50メッシュで99%以上、30メッシュで約99%そして8メッシュでは90%前後の一定値となり、試験した濃度範囲ではいずれの活性炭の捕集効率も濃度依存性のないことが認められた。